平方元基、美形漫画への意外な秘策

40年以上連載が続く傑作少女漫画を舞台化したミュージカル『王家の紋章』が、連日満員となった昨夏の東京初演を経て、5月に大阪で初上演。初演に続き、主人公のライバルとなるイズミル役に挑む平方元基に話を聞いた。

イズミルは共演者に色気担当とも言われる人気キャラクター。身長184cmのイケメン俳優・平方だが、原作を読み「アゴがシャープ過ぎ!」とまずイズミルの美形に驚き、稽古中は漫画に近付けるため「(美容器で)アゴ回りをコロコロしてました」と笑う。再演ではヒロインのキャロルに心惹かれる様をより丁寧に見せたいと話し、「国の策略のために奪ったキャロルだけど、いつの間にか離したくないと思ってしまう。そんな恋愛模様が織り込まれているところなど、お客さまに分かりやすく伝えたいです」と意気込む。

キャロル役は新妻聖子と宮澤佐江のWキャスト。「聖子さんのキャロルは、イズミルをキッと睨むから僕はねじ伏せて支配したくなる。佐江ちゃんは可愛らしさをどこか残し、泣く芝居も多いからドキッとしつつ『お前は我が手の中だ』と思う」と、彼の演技でスイッチの入るポイントが違うというから面白い。

イズミルと自身の共通点について「冷静に一番の近道を考える、という点では古代ヒッタイト王国のクールな王子に通じる」という一方で「僕は壁がないから」と明るく話す彼は、いつもつい周りを見てしまうという優しさも持ち味。劇中、歌の面でも幅広く、「曲が繊細で、謎解きをしながら歌うような難しさがある。囁きながら歌ったり、叫びながら歌ったり、なかには8分の楽曲も。パワーをもって挑める、ドラマ性のある楽曲を頂きました」と力が入る。一見傲慢ななかに様々な面があるイズミルの姿に平方の持ち味も見え隠れすると、原作ファンまでもがますます「萌える」のでは。大阪公演は5月13日~31日まで、「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)にて上演。チケットはS席13500円ほか、各プレイガイドで発売している。

取材・文/小野寺亜紀

(Lmaga.jp)

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