神山健治「ほんわかドラマだけど油断させない」
アニメーション映画監督・神山健治の最新作『ひるね姫 知らないワタシの物語』の試写会が7日、大阪市内でおこなわれ、キャラクターの声を担当した満島真之介と神山監督が登壇。舞台挨拶をおこなった。
神山監督といえば、世界的に評価の高いアニメーション監督・押井守(『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『イノセンス』など)が主宰する塾に参加。その後、2002年にテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で初監督をつとめ、2009年には原作・監督・脚本を兼任したオリジナル作品『東のエデン』で一躍世間の注目を集めた。
その最新作『ひるね姫』は、原作・脚本・監督を担う初の劇場オリジナルアニメーション映画。神山監督は、「今を生きている女の子が、今の時代をどう生きているか、というところからスタートさせたんですけど、やっぱり僕はついつい、いろんなものを描きたくなってしまうので、(主人公の)ココネちゃんのちょっとした冒険、ほんわかしたお話だと思っていたら、ちょっと油断はさせないぞという作品になってます」とコメント。
この映画の主人公は、倉敷市で父親と暮らす、居眠りばかりしている女子高生・森川ココネ(高畑充希)。周辺で次々と浮かび上がる謎の鍵が、いつも自分が見ている夢にあることに気づき、夢と現実をまたぐ不思議な旅に出るというものだ。その作品について、「アーサー・C・クラークというSF作家が定義した、『クラークの三法則』というのがあって、そのうちのひとつに『よくできた科学技術は魔法と見分けがつかない』というのがあるんです。この作品を作るとき、その言葉を念頭に置きながら作りました」と語った神山監督。映画は3月18日から公開される。
(Lmaga.jp)
