小豆島に大応援団 島民3千人甲子園へ

 第88回選抜高校野球大会(20日から12日間、甲子園球場)の組み合わせ抽選会が11日、大阪市内で行われた。選手17人で挑む小豆島の甲子園初陣。初戦は釜石との21世紀枠対決に決まった。杉吉勇輝監督(32)は表情を引き締めて言う。

 「ともに困難を乗り越えてきたチーム。甲子園で対戦できるのが楽しみです」

 少子化による部員不足、移動の不便さ…。選手たちは離島のハンディを克服して聖地切符を手にした。

 だからこそ、島民は熱い声援をナインに送る。初戦は第2日第1試合。午前9時の開始時間に間に合わせるため、当日はかつてない規模の“大移動作戦”が敢行される。

 約2000人の応援団用にフェリー4隻をチャーター。午前3時に島内3カ所の港を出発し、高松に渡る。応援団はそこからバス50台に分乗。淡路島を経由してアルプス席に乗り込む。

 「今までない」

 他のルートで向かう人を含めれば、3000人以上が甲子園に駆けつける見込みだ。島の人口は約3万人。実に1割以上の島民が海を渡ることになる。小豆島町の広報担当者は「これだけの人が一度に島の外に出るのは、今までなかったと思う」と話した。

 この日の対戦相手決定も、町内放送で島民に知らされた。早くも応援に関する問い合わせが町役場に殺到しているという。「島の人々が元気になってもらえるようなプレーをしたい」と樋本尚也主将(3年)。島民一丸の夢舞台。熱い期待に応えてみせる。

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