【POG】ワンダフルタウンの半妹ブルーグラス楽しみ(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 いよいよ、来週は競馬の祭典・日本ダービー(30日・東京、芝2400m)が行われる。2歳王者ダノンザキッド(牡、安田隆)の回避は残念だが、今年もハイレベルなメンバーがそろった印象だ。

 ここでは前走で重賞を勝ち、打倒エフフォーリア(牡、美浦・鹿戸)に挑む2頭を取り上げたい。

 まずはシャフリヤール(牡、藤原英)から。毎日杯を制した後は放牧を挟んで、ダービー一本に照準を合わせて調整をしてきた。田代助手は「徐々にトモがしっかりしてきたし、ひと追いごとに上向いてきている感じ。適度に前向きさはあるが、掛かる馬ではなく距離が延びる点は問題ない」と全兄アルアイン(17年皐月賞)に続く、クラシック制覇を期待した。

 もう一頭は京都2歳S、青葉賞と重賞を連勝中のワンダフルタウン(牡、高橋忠)。京都2歳Sの後に爪の不安が出て長期休養を強いられたが、陣営のたゆまぬ努力のかいがあり、前走で見事に復活。中間も順調に調整ができており、ひと叩きした効果は十分だ。師は「1週前(19日)は(栗東)坂路でしっかりとやったが、いいケイコができた。反動はなく、順調に来れている。同じ舞台を経験した強みが生きると思うし、楽しみ」と重賞3連勝でのG1制覇を期待した。

 今週の2歳馬はワンダフルタウンの半妹ブルーグラス(牝、高橋忠、父ドレフォン、母シーオブラブ)。ゲート試験は既に合格して、現在は放牧中。師によると「(デビュー時期について)今のところは、夏の新潟開催の芝1400mあたりを考えている」とのこ

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