【斉藤崇厩舎編】キラーアビリティ 軽いフットワーク魅力

 「POG2歳馬特選情報」(6日)

 開業から6年目のシーズンを迎えるが、既にクロノジェネシス、ラウダシオンでG1を4勝。今年もラーゴムを牡馬クラシック路線に乗せているように勢いのある厩舎だ。

 まず注目は、ディープインパクト産駒の期待馬キラーアビリティ(牡)。「コンパクトにまとまった感じで、軽いフットワークをしている」と楽しみにする。既にゲート試験はパス。デビューに向けて滋賀県のノーザンファームしがらきで調整されている。

 半兄にラウダシオンを持つアビークワイア(牝、父ジャスタウェイ)は「お父さんによって体形が違う感じに出る。この馬はこの父らしく胴長。スピードがある血統なので、堅実に走ってくれると思う」と力強い。半姉に16年オークス馬のシンハライトを持つスリーパーダ(牝、父ミッキーアイル)も「ちょっと小柄だけどスピードがありそう」と速力に期待する。

 ブラックブロッサム(牡)はキタサンブラックの初年度産駒。「本当に順調みたいです。馬格があって雰囲気を持っている」と大物感を漂わせる。そして、隠し玉的存在は早期デビューが見込める熊本県産馬のコウユーキレカ(牝、父ノヴェリスト)。「スピードがありそう」と、夏の小倉で賞金を稼いでくれそうなタイプだ。

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