キタサンブラックが栗東に帰厩 秋は古馬王道ローテを歩む

 キタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が16日、放牧先から滋賀県の栗東トレーニングセンターへ帰厩した。元気な姿に、清水久師は「いつもの感じ。じっくりとやっていきます」と笑顔。

 今年は大阪杯、天皇賞・春と連勝。ただ、宝塚記念は9着と大敗し、凱旋門賞参戦プランは実現しなかった。この秋は天皇賞・秋(10月29日・東京)から始動し、連覇の懸かるジャパンC(11月26日・東京)、昨年2着と惜敗した有馬記念(12月24日・中山)へ向かう古馬王道ローテを歩む。

 「天皇賞・秋はたたき台じゃないので、万全で行きたい。有馬記念にどうやっていい状態で出走させるか。宝塚記念のお返しをしないといけないので」と復権に力を込めた。

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