「ボートレースダービー・ＳＧ」（２５日開幕、福岡）

　地元の瓜生正義が主役を張る。福岡では０９年オールスター、１１年メモリアルとＳＧを２勝。Ｇ１も３勝しており、当地実績はナンバーワンだ。「福岡のイメージはいい。うねるのは分かっているので開き直れる。走る機会も多いので、地元のメリットはあると思う」。全国屈指の難水面と言われているだけに、地元のアドバンテージはやはり大きい。

　今年は６月蒲郡のグラチャンを含む優出９回で、６月桐生の周年を優勝。２１日時点で賞金ランク１２位につけている。「ここまではいつも通り。勝負どころで勝てたり勝てなかったりだけど、毎年グランプリを意識して過ごしている」。今年は優勝回数が少ないものの、コンスタントに安定感のある走りを見せている。

　ダービーは１０年桐生、１３年平和島とＶ２。「格式の高いレースだし、結果を残せたらいいと思う。モチベーションも保てているし、一戦一戦全力を出したい」と意気込みを語る。地元で３年ぶり８回目のＳＧ制覇を目指す。