【日経賞】サウンズ確勝態勢
「日経賞・G2」(26日、中山)
サウンズオブアースが前哨戦から確勝態勢でスタンバイだ。23日、栗東CWでロカビリー(3歳未勝利)を2馬身半追走し、直線インから持ったままの手応えでかわす。最後は気合をつけて2馬身先着し、6F83秒3-38秒1-12秒0を計時した。
2週連続で追い切りに騎乗した福永は「バッチリじゃないかな。折り合いがスムーズで切れも良かった。気を抜かないよう、しっかりやった。あくまで本番は次だけど、いい感じの仕上がり」と好感触を伝える。
落馬負傷から2月に復帰した福永は先週、2日連続で重賞制覇(阪神大賞典=シュヴァルグラン、フラワーC=エンジェルフェイス)。「レース勘はすぐに戻ったが、体が思う通りに動かなかった。先々週あたりから体の連動性が戻った」と完全復調をアピールした。
5歳春を迎えて本格化のムードが漂う。藤岡健師は「以前は硬くなったり、筋肉が痛くなったりしたが、今は大丈夫。完成しつつある」と充実ぶりを示唆。重賞タイトルは手にして天皇賞・春へと向かう。




