【園田CC】サブリナ差し切り重賞初V

 「デイリー賞・園田チャレンジカップ」(4日、園田)

 逃げ込みを図る2番人気のマルトクスパートを、3番人気のヒシサブリナがゴール前で瞬発力を発揮して半馬身差差し切って、初の重賞制覇を果たした。鞍上の川原正一騎手は、重賞通算101勝目、また、園田移籍後通算2000勝目の区切りの勝利となった。

 直線半ば、マルトクスパート、ニホンカイセーラなど人気上位馬が、ほぼ横一線のし烈な叩き合い。ゴール寸前、決め脚を発揮したヒシサブリナが半馬身差差し切って、重賞挑戦4戦目での重賞初制覇を果たした。鞍上の川原は「几帳面な馬で逃げなくても結果が出た。本当によく成長してくれた」と、相棒の成長を肌で感じて大絶賛した。

 レースはマルトクスパートが主導権を握る。番手にトーコーニーケで、サブリナは内の3番手の絶好位置をキープ。向正面で、まくり気味にトリニティチャーチが後方から上昇、ペースが一気に上がる。中団のニホンカイセーラも呼応して追撃態勢に入る中、好位の内でじっくり脚をためるサブリナ。「内枠からうまくいいポジションが取れた。追い出しは直線まで辛抱した。最後は馬の力を信じた」。兵庫移籍後、区切りの2000勝を重賞制覇で達成して、鞍上は気色満面だった。

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