【宝塚記念】オンリー万全!文句なし

 「宝塚記念・G1」(28日、阪神)

 昨年のダービー馬が、2度目のG1タイトル奪取に燃える。ワンアンドオンリーは26日朝、栗東坂路をゆったりとしたフォームで駆け上がって4F68秒2-50秒3-16秒3。「万全の態勢。状態面に関しては文句なしです」と担当の甲斐助手は胸を張った。

 昨秋は菊花賞9着、ジャパンC7着、有馬記念13着と、ダービー馬の威厳を示すことができなかった。復活の兆しをのぞかせたのが、前走のドバイシーマクラシック。好位追走からしぶとく3着に踏ん張って地力を示した。「日本に帰ってきてからも順調。体調の変動があまりないので扱いやすいですね」。気性的にも鉄砲は利くタイプ。帰国初戦を鮮やかに決めたいところだ。

 最終追い切りは栗東坂路で4F53秒5-39秒2-13秒5。G1馬にしては平凡な時計だが、もともと攻め馬では地味なだけに問題はないだろう。「跳びが大きくてきれいなので、チップが重くなって、少しでも走りにくくなると時計が出ない。それだけです」と仕上げ人も意に介さない。

 秋には凱旋門賞・仏G1(10月4日・ロンシャン)挑戦というビッグプランもある。「まずは宝塚で結果を出したいですね」。難敵となる芦毛の6冠馬を打ち倒し、さらなる高みを目指す。

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