【宝塚記念】ジャッカル闘争心戻らず?

 「宝塚記念・G1」(28日、阪神)

 ブランクの影響を感じさせる動きだった。トーホウジャッカルは24日、栗東坂路で、残り1Fから仕掛けられた際の反応がイマイチ。同じく上がり重点で臨んだ菊花賞の最終追いは1F11秒9だったが、今回は12秒4を要した。

 4F全体の時計は54秒8。酒井は「頭が上がらないように、先々週と同様にフォーム重視の調教。今週は明らかに良くなっている。いい状態に持ってこられたと思う」と合格点を与える。ただ、道中は首を外に向けるなど集中力を欠いていた。まだ、昨秋の闘争心が戻っていない印象だ。

 菊花賞をレコード勝ち。ポテンシャルの高さは疑う余地がない。それだけに、爪をぶつけて3月の阪神大賞典を回避したのは痛い。「8カ月あいたから、やってみないと。初の古馬のトップレベルが相手。胸を借りるつもり」は本音だろう。

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