【宝塚記念】ラキシス大物食いだ!

 「宝塚記念・G1」(28日、阪神)

 ラキシスは24日、栗東CWの併走追いで首差先着。好ムードだ。

 もう強い調教は必要なかった。ラキシスの最終リハは栗東CWでサンビスタ(6歳オープン)と併せ馬。3馬身後方から追走し、コーナーで徐々に距離を詰めて直線は内へ。終始、手綱は持ったままで首差先着し、5F67秒9-37秒0-11秒8。ゴール後に気合をつけられる角居流の調整で、最後は気持ち良く脚を伸ばした。

 角居師は「相手も動く馬だし、先週もしっかりとやりましたからね。オーバーワークにならないようにしました。スイッチが入っている感じがあります」とうなずく。今が充実期の5歳牝馬は、前走の大阪杯でダービー馬のキズナを撃破。「もともと素質が高く、力があるのも分かっていました。カイ食いが順調にいかないところがありましたが、今はしっかりとしましたね」と好感触だ。

 ルメールも「瞬発力があるのが一番の長所。もし雨が降ったら馬場が軟らかくなるが、そういう馬場にも強い」と手応え十分。「ゴールドシップが一番のライバル。日本のベストな馬が走るレースだし、もちろん勝ちたい」と意欲を示す。05年有馬記念ではハーツクライに騎乗し、当時の現役最強馬ディープインパクトを破った。ラキシスとのコンビで、再び大物食いを狙う。

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