「宝塚記念・G1」(28日、阪神)
昨年の菊花賞馬トーホウジャッカルは17日、藤懸(レースは酒井)を背に栗東坂路でクリノダイコクテン(4歳500万下)と併せ馬。鞍上が懸命に追い、攻め駆けする僚馬に何とか食らいついた。タイムは4F51秒7-38秒1-12秒8。谷師は「もうちょっと、という感じはあるが、これで気合が入ると思う」と及第点を与えた。
3月の阪神大賞典を右前の爪を傷めた影響で回避。ぶっつけで臨む一戦に、師は「爪は何ともない。久々がどうかだが、本数はやっているので」と静かに闘志を燃やしている。