【中山記念】ヌーヴォ好仕上がり

 「中山記念・G2」(3月1日、中山)

 今季初戦からヌーヴォレコルトが手加減なしの仕上げで臨む。

 最終リハは25日、美浦Wで単走。6F過ぎからスムーズに加速し、直線では軽く仕掛けられた程度で素早く反応。四肢の回転が速まり、切れのいいフットワークを披露。最後までしっかりと伸び、5F67秒8-37秒9-12秒6のタイムを計時した。

 手綱を取った相田助手は「2週続けて併せ馬でハードに追ったから、5F68秒ぐらいの指示。しまいだけ反応を見ましたが、本来の切れに近づいていますね」と好仕上がりをアピールする。

 昨年はオークスを制覇。桜花賞3着、秋華賞、エリザベス女王杯2着と抜群の安定感を発揮したが、最優秀3歳牝馬の座はハープスターに譲った。陣営も今年こそは!の意気込みだ。「今までと違って追った後に疲れが出なくなり、テンションも上がっていない」と同助手が成長ぶりを伝えれば、小松厩務員も「今は追った後の方が(カイバを)食べているよ」と目を細める。

 これまでは牝馬路線を歩んできたが、今回は牡馬のG1ホースもいて厳しい戦いは必至だ。それでも目標とするヴィクトリアマイル-宝塚記念に向けて、恥ずかしい姿は見せられない。

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