【弥生賞】シャイニングレイ自己ベスト
「弥生賞・G2」(3月8日、中山)
しっかりと攻めた。シャイニングレイは25日、栗東坂路を2本乗り。1本目で4F72秒0と体をほぐすと、2本目は単走で追われた。序盤から四肢を伸ばしてスピードに乗ると、最後は右ステッキの入る熱のこもった内容。シャープな脚さばきを披露し、4F50秒8-37秒5-13秒3の自己ベストをマークした。
高野師は「先週、今週ときっちりやりたいと思っていました。きょうはしっかりと負荷をかけられましたし、(調教後)上がってきてからも順調に過ごせています」と満足そうに振り返る。デビューから2戦2勝でホープフルSを制覇。今年の始動戦に向け「シルエットも競走馬っぽくなってきました」と肉体面の成長を実感する。
皐月賞に向けた重要な一戦。「今回はより相手が強くなりますからね。これまでよりも楽じゃないと思っています」と師は気を引き締める。さらに状態を上げ、万全の態勢でレースに臨むつもりだ。