【菊花賞】サウンズ抜群の切れ味

 「菊花賞・G1」(26日、京都)

 名手も絶賛の切れ味だ。神戸新聞杯2着のサウンズオブアースは22日、美浦から駆けつけた蛯名を背に、栗東CWでエーシンハクリュー(4歳500万下)と併せ馬。2馬身ほど追走し、直線半ばで内から馬体を並べかけると、あとは一瞬だった。鞍上の追いだしに鋭く反応。全身をバネのように弾ませ、6F84秒9-38秒0-11秒7を計時し、一気に2馬身半も置き去りにした。

 初コンタクトを終えた鞍上の表情は明るい。「反応が悪ければやろうと思っていたが、良過ぎたくらいだしこれで十分。これだけいいと期待しちゃうね」と自然と声が弾む。初めて挑む3000メートル戦にも「反応が良過ぎてスパッと切れる感じが長い距離でどうかとは思うけど、折り合いもつくから大丈夫だと思う」と前向きだ。

 藤岡師も「非常にいい。元気があるし、キビキビとしたいい動き。あとは流れ次第。ためが利けばいい脚を使うのは前走で分かったからね」と強気な姿勢を崩さない。確かな手応えを携え、3冠最終戦で念願の初タイトル奪取を狙う。

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