【クイーンS】重賞連勝へ不変のマルセ
「クイーンS・G3」(28日、函館)
重賞連勝を狙うマルセリーナは25日、函館芝で軽快な動きを披露した。前走マーメイドSを快勝後、出来は高いレベルで安定。陣営も好感触をつかんでいる。
函館でも栗東と変わらぬ松田博流。マルセリーナはじっくり長めを乗って好調持続だ。小雨の中、角馬場から向かった先は芝。馬場コンディションを考慮して、ダートの予定を変更した。向正面からキャンターで約1周。1回目の直線で一瞬行く気を見せたが、なだめられるとすぐに従う。2周目3角過ぎからややピッチを上げた。時計は4Fから59秒8‐44秒1‐12秒5。全くの馬なりではち切れんばかりの馬体を弾ませた。
雨脚が急に強まったのは上がり運動を終えて馬房に収まった直後。松田博師はそれでも日課の散歩に繰り出す。「先週、栗東でしっかりやっているからな。今週はサッとやるだけで予定通り。まあ、この歳だから、輸送を挟んでも落ち着いているし、前走あたりで冬毛がやっと抜けて状態もすごく良くなった」。競馬場の外をぐるっと約1時間。ずぶぬれになって歩きながらも、終始、上機嫌だった。
しばらくマイル路線を歩んでいたが、前走2000メートル戦のマーメイドSを勝ったことで「牝馬相手ならいくら(距離が)延びても」と言い続けてきた持論を貫くことができる。「胴が伸びて、体高も高く見えるようになったかもしれんな」。ここにきて、さらなる進化を見せつつある。今秋のG1でもう一花咲かせるためにも、ここを足掛かりにしたい。
