【秋華賞】ジェンティル3冠へスキなし
2012年10月12日
手綱越しから伝わる感触がよほど良かったのだろう。またがった岩田は興奮気味だ。「余裕のある走りをしていた。無理せずに出た時計だし、前回よりも今回の方が動けると思う」。さらなる上昇ぶりに手応えをつかむ。
オークスは騎乗停止中で川田が代打で騎乗。前走のローズSは桜花賞以来のコンビ復活だった。「先行して押し切る形になったけど、多少行きたがったぐらいで抑えられた。いい勝ち方をしてくれたから」。本番で迎えるのは京都内回りの2000メートル。トライアルとまるで違う舞台に、あの名馬ブエナビスタですら3冠達成を阻まれている。どんな流れにも対処できるように‐。そんな思いから、鞍上は前哨戦で秋華賞を意識したレースを試みた。「こういうレースもできるんやぞって」。これまでの後方から末脚を生かす形ではなく、先行策からのVで新味を引き出した。
成長ぶりにも目を細める。「ひと回りもふた回りも大きくなっていた。肉体面だけじゃなくて、自信をつけた感じ」。たくましさを増した相棒への信頼感を示すかのように主戦は胸を張る。
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