【神戸新聞杯】シャスタ 絶賛の動き
「神戸新聞杯・G2」(23日、阪神)
菊花賞トライアルの追い切りが東西トレセンで行われ、マウントシャスタが20日、栗東CWを3頭併せで追われた。素軽いフットワークで最先着し、重賞初制覇に向けて万全の態勢をアピール。春のクラシック参戦はならなかったが、宝塚記念で古馬相手に5着と奮闘した実力馬。成長した姿を見せつける。坂路で追われたヒストリカルも先輩馬に先着し、好気配で始動戦の舞台に立つ。
軽快な身のこなしが目を引いた。マウントシャスタは栗東CWで3頭併せ。フォゲッタブル(6歳オープン)、マナクーラ(6歳1600万下)を6馬身ほど前に見る形からスタートし、リズミカルな脚さばきで徐々にペースアップ。直線の入り口で最内から並びかけると、鞍上のゴーサインがかかると瞬時に加速。2頭をあっさりと突き放した。
刻んだタイムは5F66秒4‐37秒9‐11秒7。川田は「反応を確かめる程度だったんですが、素晴らしいですね。突き抜け過ぎてフワフワしちゃうぐらいだったけど(笑)。先週も感じは良かったが、今週もさらに気合が乗って素軽くなったと思う」と、抜群の乗り味に納得の表情を浮かべた。
今春はクラシック参戦こそかなわなかったものの、宝塚記念で歴戦の古馬を相手に5着と善戦。唯一の3歳馬として、その存在感を存分に誇示できたと言っていいだろう。注目の秋初戦に向け、兼武助手は「順調に夏を越せたし、さらに馬体がボリュームアップした感じ。相手にはG1を勝っている馬とかがいるけど、今回も期待が持てますね。折り合いがつくので、距離もそこまで心配はしていないです」と意欲をのぞかせる。
同厩舎でダービー3着のトーセンホマレボシは屈腱炎で引退。皐月賞2着、ダービー4着のワールドエースも、同じく屈腱炎で長期休養を余儀なくされた。「その分、この子にかかる期待は大きいでしょうね」と川田は腕まくり。僚馬が到達できなかった頂点を見据え、まずは前哨戦Vで大きく弾みをつけたいところだ。

