東京プリン牧野隆志さん 49歳若すぎる死

 男性デュオ・東京プリンの牧野隆志さんが7日午前0時30分、肺がんによる呼吸不全のために亡くなった。49歳だった。牧野さんは2010年6月に受けた検査で、肺腺がんで進行度ステージ4と診断され、同7月に病を公表、闘病中だった。通夜、葬儀・告別式は近親者のみで営まれ、後日、お別れの会が予定されている。

 コミカルなルックス、確かな歌唱力、巧みな話術で愛された牧野さんが、人生の幕を閉じた。まだ49歳。あまりにも早過ぎる旅立ちだった。

 牧野さんは10年6月中旬に胃のあたりに痛みを感じたため、緊急手術を受け、同28日に肺がんと診断された。すでにがんの進行度はステージ4だった。その後は地方局のレギュラー番組の出演などは続けたものの、芸能活動をセーブして、闘病生活を送っていた。最期は都内の自宅で親族にみとられ、静かに息を引き取ったという。

 「ガンと感謝と東京プリン」と題した自身のブログには、病と向き合う日々についてつづり、最後の更新は亡くなる2日前の今月5日。歌手として“商売道具”である声が出せるようになったことを報告する一方で、「今日は一日中、痰(たん)がからみまくって咳(せき)が出て苦しかった。咳が出だしたのは今年に入ってから。それまで全く出なかったのに。一難去ってまた一難」と胸中を吐露していた。

 兵庫県出身の牧野さんは、同じ関西人の伊藤洋介(50)と97年に東京プリンを結成。同年にリリースしたシングル曲「携帯哀歌」がヒットして、日本有線大賞音楽賞を受賞した。伊藤は訃報に「自分の病気のことは、そっちのけで、人のことばかり気遣う男でした。僕はあいつと一緒にいれたことを誇りに思ってます。牧野、ほんまにありがとう」と悲しみに暮れた。

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