窪塚洋介ハリウッドデビュー作「俳優辞めても良いと思った」

 俳優の窪塚洋介(37)が16日、兵庫県西宮市内で映画「沈黙 -サイレンス-」(2017年1月21日公開)のスペシャルトークイベントを行った。本作がハリウッドデビューとなる窪塚は巨匠マーティン・スコセッシ監督とのエピソードを交えながら、現在の心境を吐露した。

 作家・遠藤周作の同名小説が原作。江戸時代初期の幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎が舞台で、窪塚は踏み絵に屈するキチジローを演じた。

 オーディションで役をつかみ取った窪塚は「正直、(俳優を)辞めても良いかなと2日前に(作品を見て)思ったくらい。新しい場所にたどり着けた気持ち」と手応えを口にした。28年間同作の構想を温め続けていたというスコセッシ監督からは「キチジローって役が一番重要。僕がイメージしてきたキチジローではなく、本当のキチジローが撮影現場にいました」とこの上ない言葉を掛けられたといい、窪塚は「本当に嬉しかった」と振り返った。

 作品についても「日本の役者さんたちが素晴らしいので、力強さだったり、堂々たる自分らの仕事に泣きました、本当に。映画も素晴らしい作品になっていると思います」と力を込めた。

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