ケシャの母親が反訴を取り下げる
ケシャの母親がドクター・ルークへ対する反訴を取り下げた。ペベ・セバートさんは、ルークが娘ケシャへ性的暴行を行った末、ルークが「精神的な苦痛への意図的で無頓着な行為、偽りの陳述、不正な誘引」を行ったと訴えていたが、それを取り下げたとエンターテイメント・ウィークリーが報じている。
ルークの弁護人のクリスティン・ルパージュ氏は「ペベ・セバートは、その主張から得るものがないと認識したうえで、ドクター・ルークに対する全ての主張を取り下げました」と話している。
とはいえ、ルークのほうは、ペベとケシャが契約の一部に納得がいかずに一緒になってルークの名や評判に傷をつけたとしてテネシー州で起こしている訴えを、取り下げる気はないようだ。
ケシャはルークが自身に性的暴行を働いたという主張について、宣誓のもとで証言しなければならないようで、すでに6月にニューヨークで録画のもと宣誓する召喚令状が裁判所から出されている。
また、ケシャは以前ソニー・ミュージックとの契約解除を求めていたがそれが認められないと判決を2月に受けている。その後また上訴を起こしたが今月棄却されるにいたっており、裁判官はその理由をルークが女性であるケシャに暴行を働いたのだとしても、ルークが女性に対して敵意を抱いていることや性的憎悪が動機であるとは断言できないと説明していた。(BANG Media International)