アデルのグラミー賞のパフォーマンス中に音声トラブルが発生した。１５日（月）にロサンゼルスのステープルズ・センターで開かれた式典で、『オール・アイ・アスク』を披露するためにステージに立ったアデルだったが、予想外の事態に見舞われてしまった。

　まずは数秒間に渡って音声が流れず、その後はボリュームが安定していなかったほか、バックバンドの一部にはアデルが歌っている音程ではないキーで演奏しているミュージシャンもいたようだった。そのトラブルはもちろんテレビの視聴者にも明らかで、ソーシャルネットワーク上には苦情が殺到していた。

　そんな苦境の中でもアデルはパフォーマンスを止めず、最後まで歌い切っており、その後にツイッターでピアノのマイクが弦の間に落ちてしまったことが原因だったと説明している。そんな不運に見舞われたアデルは式典後、ハンバーガーで元気をだしたそうだ。

　このトラブルに対して放送局のＣＢＳ側は「５から８秒間に渡ってどうしようもできない技術的問題が発生しました」とコメントしている。

　同式典ではほかにもジャスティン・ビーバーやザ・ウィークエンド、デヴィッド・ボウイのトリビュートを行ったレディー・ガガとナイル・ロジャースなどがステージに立った。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）