指原 板野の振り付け完全コピー!“アヒル口”まねて爆笑さらう

 【2011年12月21日付デイリースポーツ紙面より】

 AKB48が20日、東京ドームシティホールでライブイベント「紅白対抗歌合戦」を行い、AKB、姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48のメンバーが紅白に分かれて対決した。紅白それぞれのトリを前田敦子(20)、大島優子(23)が務めるなどの演出で、会場は大盛況。この日、31日の“本家”紅白歌合戦で「紅白2011 AKB48スペシャルMIX~がんばろう日本!~」を歌うことが発表されたAKBだが、国民的番組への出演前に、本物そっくりの?ムードを味わった。

 本番を待ちきれない155人が激しく歌い踊った。紅白そっくりの大仕掛けのステージで国民的人気アイドルが2000人を熱狂させた。

 トリは6月の選抜総選挙で首位を争った白組・大島優子(23)と紅組・前田敦子(20)の直接対決だった。大島が、高橋みなみ(20)が劇場公演で歌う「愛しさのアクセル」を熱唱すると、大トリを務めた前田はSKE48・松井玲奈のソロ曲「枯葉のステーション」をしっとりと披露。大ブレークした1年を象徴する2人の対戦に、会場のボルテージは最高潮に達した。

 国内外計113スクリーンで同時中継されたイベントは、大みそかのスタイルをふんだんに取り入れた。司会はタレント・堺正章(65)、フリーアナウンサー・千野志麻(34)を招き、審査員として女優の三田佳子(70)、野球評論家の野村克也氏(76)ら6人が登場。紅白それぞれに応援団をつけ、ファンにも勝敗を決める権利を与えた。

 今年最後のイベントもサプライズ満載だった。前座ステージでは派生ユニットのDiVAが登場。今夏行われたオーディションで合格した6人の“新入生”をステージに招いた。“紅白対決”は、楽曲は自分の持ち歌以外から選曲することがルールだった。

 白組のトップバッター・指原莉乃(19)が板野友美(20)のソロデビュー曲「Dear J」を歌い、紅組の1番手・秋元才加(23)は、やはり前田の「Flower」を熱唱した。指原は板野の振り付けを完全にコピーし、“アヒル口”をまねて爆笑をさらった。

 “紅白”にこだわったガチンコ対決は白組の圧勝。総選挙の“雪辱”を果たした白組キャプテン・大島は野村氏から優勝旗を渡され「愛されていると感じました」と感謝。2011年ラストイベントは、AKBグループ全員が笑顔で締めくくった。

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