元衆議院議員の金子恵美氏が１０日、コメンテーターを務めるＴＢＳ系情報番組「ゴゴスマ～ＧＯＧＯ！Ｓｍｉｌｅ！～」に生出演。ドジャース・大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺などの罪を認め司法取引に報じた水原一平被告が昨年９月、歯の治療費として６万ドル（約９３０万円）を大谷から受け取りながら着服していたことに憤りを示した。

　金子氏は水原被告について「ギャンブルだけではなくて、さまざま自分の生活、身の回りのことに対しても、人のお金を使うことに関して罪の意識が希薄な方だなって思えてしまって」とバッサリ。「今の大谷さんの活躍は自分の存在、サポートがあったからこそという思いが…。それは本当に事実だと思いますし、大谷さんも感謝してるっておっしゃってるので、そうなんだと思うんですけど、だからお金を使ってもいいという発想になってるように思えてしまう」と推察した。

　その上で「同じ大きなお金を使うにしても、大谷さんは子供たちにグローブを与えて、人のために使う。水原被告は自分のために使うっていう、同じお金の使い方にしてもこうも違うと、近くで大谷さんの何を見ていたのかなって思ってしまいますね」と、水原被告の身勝手さを厳しく指摘した。