２７日に放送された日本テレビ系「有吉の壁」では、高機能ＡＩサービスのチャットＧＰＴが相方を選ぶ「ＡＩが選んだ最強コンビ選手権」を放送。意外過ぎる組み合わせ＆まったくオチがないネタにネットも騒然となった。

　「ＡＩが選んだ最強コンビ選手権」では、事前に芸人の情報を学習させたチャットＧＰＴが出演芸人にマッチする相方を選出。ネタもチャットＧＰＴが作った台本をそのまま演じるという、画期的な企画が放送された。

　チョコプラ長田＆おいでやす小田、シソンヌじろう＆すゑひろがりず南條、さらば青春の光森田＆ハリウッドザコシショウ、とにかく明るい安村＆かが屋加賀など、意外性のコンビが続々と登場した。

　ネタに関しても、歯科医院に来た患者のシソンヌじろうに、鼓でリラックスさせる歯科医の南條という設定や、たこやき店の店員の安村と、客の加賀が秘密のメニューを食べるために特別な呪文「たこ焼き、たこ焼き、焼けたかな？」と唱えるネタなど、オチがなさすぎて失笑の連続。

　演じる芸人たちも困惑しきりで、有吉弘行もネタのレベルに膝から崩れ落ちる大笑い。阿佐谷姉妹渡辺とバイきんぐ西村コンビには「もう人間力。台本どうでもいいからね」と声をかけ、ジャンポケ斉藤と四千頭身後藤のネタにも「台本酷いね～」。斉藤も「どうすりゃいいんですか」とお手上げだ。

　だが酷い台本を必死に芸人が演じる事で笑いが起こり、ネットもこのＡＩ企画に「ＡＩが作った台本が壮絶…」「ＡＩ台本、演者の技量がいかにおもしろに直結してるか見せつける凄みのある企画だ…」「とりあえずＡＩはボケがないんだなという感想」「ＡＩによる地獄コントでめっちゃ笑った」「ＡＩ企画全然期待してなかったのに、みんなの演技力が高すぎてめちゃめちゃ面白かったｗ」「ＡＩが選んだコンビの組み合わせは割といい感じだったけど台本はやっぱりまだまだなんだなと」など、さまざまな反応が上がっていた。