「ミヤネ屋」出演弁護士、旧統一教会「世論が盛り上がってるから処分」に危機感

 弁護士の島田さくら氏が5日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について「世論の盛り上がり」による処分に危機感を示した。

 旧統一教会について政府が相談窓口を設置したという話題。旧統一教会を長く取材しているジャーナリスト・鈴木エイト氏は「取りあえず評価して、短期で終わってしまわないように」とコメントした。

 司会のフリーアナウンサー・宮根誠司が旧統一教会について「今も宗教法人なわけで、この部分の法的な立て付けってどうなんですかね?」と質問。旧統一教会が現時点では“違法”な存在ではない点を尋ねた。島田氏は「(旧)統一教会の実態を報道もがんばって国民の方に知らせてきた。『政治にも食い込んでいるんじゃないか』っていう認識が出てきている状況」と旧統一教会にスポットが当たり、実態が認識されていることを説明。続けて「(旧)統一教会が霊感商法のカルト団体だというのであれば、それはそれで適性な手続きを踏んで法律を定めるであるとか、なぜこの団体がだめなのか、他の宗教法人と違うのかっていうところの手続きを明らかにした上で、処分を決めていかないと」と法的な手続きの必要性を示した。

 さらに「何でもかんでも『世論が盛り上がってるから、今あるもので処分してしまおう』とか、それで解決を図るというのはちょっと違うと思う」とコメント。法的な手続きの重要性を指摘し、雰囲気や勢いで突っ走って対応を決めてしまうことには危機感を示した。

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