玉川徹氏 菅首相、小池知事のコロナ対策糾弾 「都知事として言うべきことはそれか」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が29日、30日に期限を迎える緊急事態宣言の解除決定を取り上げ、テレビ朝日の玉川徹氏が菅義偉首相と東京の小池百合子知事の新型コロナ対策を糾弾した。

 1年半コロナの問題を伝えてきたという玉川氏は「10月に入って出口に向かいつつあるっていうことは事実なんだと思う」と認めたものの、「『あー良かった、良かった』っていうふうに、ちょっと言い切れない」と断言。

 玉川氏は「昨日菅総理の会見を聞いてても、自らのワクチン政策をアピールするような場面があった。確かにワクチンによって感染が抑えられてきたのは事実。しかし他の先進国に比べて、ワクチンの接種が2カ月遅れたのは事実。もし2カ月早く日本でもワクチンの接種が始まってたら、この第5波っていうのはこれぐらいの被害を生んだんだろうかと。そうすると、私のワクチン政策は正しかったっていうのを素直に私は聞けません」と、2カ月遅れの影響の大きさを指摘。

 小池知事にも「ここで緩めてはいけないというふうなことをおっしゃってるわけですけれども、僕は都知事として言うべきことはそれかと」と矛先を向けた。「東京都、都道府県は医療対策を充実させる義務がある。それに関して十分できたのか、今まで。今現在でもできてるんですかと」と厳しく問いかけた。

 「僕は東京都知事として言うのは『緊急事態宣言も解除になります。しかし皆さん、続けて気をつけてください』、ここまではいいです。『しかし万が一、また波がやってきた時でも十分医療体制が整った状態を作りますので、そこは安心して下さい』っていうふうな話をしてもらわなければ僕は納得できない、都民としては」と、都民への訴えの見本も示して力説した。

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