若者に感染拡大…危機感伝わらない菅首相の会見に金子恵美氏ら疑問

 元衆院議院・金子恵美氏らが17日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、20代を中心とした若年層に新型コロナウイルス感染が広まっていることについて議論した。

 口火を切ったタレント・若槻千夏が、菅義偉首相の緊急事態宣言発令会見などについて「緊急事態宣言ですら棒読みで、危機感が伝わってこない。若い者だけでなく私たちにも伝わっていなかったんでは」と、首相の伝え方に疑問を呈した。

 金子氏は「政治家は数字の間違いを防ぐために書面を読み上げることをしがちだが、今はシンプルで強いメッセージが必要なタイミング。今回の緊急事態宣言自体が世論に押し切られた感じが、政治が頼りないというか、若い人たちには不安になっているんではないか。過半数が反対しても説得するのが本来の政治家、リーダーのあるべき姿」と話した。

 MCの爆笑問題・太田光は「菅さんは本来。ふるさと納税導入時も、前例のない中でやりきった。今回は民間の病院のコロナ病床利用などについても、菅さんの力が発揮できていない」と指摘した。

 ゲストのモデル・長谷川ミラは「1人暮らしの友人の中には、テレビが家にない人もいる。ヤフーニュースも見ないので、LINEニュースやツイッターの拡散を見ちゃう。1回目の緊急事態宣言の時は総理がTikTokをされていて流れていたが、今回はあまり見ない」と、若者に危機感が伝わっていない事態を分析した。

 太田は「若い人は去年1年間、ずっと我慢していたと思う。若い人たちも感染対策はしてると思うし、基本は寒くて乾燥してコロナが流行しているのもあるから、ここであまり若い人を責めるのも酷じゃないか」と、若者の意識の薄さだけを取り上げるべきではないとした。

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