山口二郎法政大学教授が5日にツイッターに投稿。戦後、映画の伊丹万作監督が自戒を込めた発表した言葉を引用し、「無能な政治家」にだまされることの危険性を訴えた。
山口教授は「先の大戦で負けた直後、伊丹万作は騙されること自体が悪であると喝破した(「戦争責任者の問題」)」と投稿。
続けて「政治家の責任を事実と論理に基づいて追及することが自分たちの生存に直結することを、今の日本人、とりわけ大阪の人々は知らなければならない。無能な政治家に騙されたら、命が危ない」と記した。
伊丹監督は映画雑誌に寄せた文章で「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」と自戒を込めた。