松井一郎大阪市長が絶叫「吉村知事は宇宙人ではありません!」 大阪都構想住民投票告示

松井一郎大阪市長の“宇宙人”連呼に吉村洋文知事も思わず笑みがこぼれる=大阪・なんば
 街頭演説を行った(左から)公明党大阪府本部幹事長の土岐恭生大阪市議、同党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員、大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長、同代表代行の吉村洋文大阪府知事=大阪・なんば
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 大阪市を廃止し、4つの特別区を設置する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が12日、告示された。松井一郎大阪市長(大阪維新の会代表=56)と吉村洋文大阪府知事(大阪維新の会代表代行=45)はこの日、なんばの街頭で告示後の第一声を上げた。

 マイクを握った松井氏は「大阪府と市の二重行政を、根元から断ち切っていくためには、制度を変える。このことで二重行政とおさらばができます。仕事の役割分担をしましょうということなんです」と声を張り上げた。

 松井氏は7日に出演したテレビ番組の討論で、共産党大阪市議団幹事長の山中智子大阪市議(58)が都構想推進派を“宇宙人”などとやゆしたことに触れ、「吉村知事は宇宙人だ侵略者って言うんですよ。大阪府知事が侵略して、市民からお金を奪い取る。吉村知事は宇宙人でも皆さんの敵でもありません!市民から選ばれて職務職責を全うしてるんです」と絶叫。

 突然の“宇宙人”連呼に通行人も驚きの表情で振り返り、横にいた吉村氏も苦笑していた。

 住民投票は11月1日に投開票され、賛成多数になると2025年元日に同市は淀川、北、中央、天王寺の4特別区に再編される。有権者は18歳以上の大阪市民の約224万人が対象で、国内で行われる住民投票では過去最大規模。政令指定都市が廃止されれば、1956年(昭和31)の同制度開始以来初のケースとなる。前回は1万741票差の僅差で否決された。

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