小沢氏が問題提起 河井夫妻の現金ばらまき疑惑に「国民は完全に馬鹿にされている」

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が3日、公式ツイッターに新規投稿。自民党の河井克行前法相と妻の河井案里参院議員が昨年7月の参院選(広島選挙区)公示前に、広島県議と広島市議の少なくとも計12人に現金を持参していた疑惑の報道を受け、「国民は完全に馬鹿にされている」と問題提起した。

 小沢氏は「『適材適所』の法務大臣」と、安倍政権が閣僚の起用時に使う4文字フレーズを引用し、「総理は、国民は簡単に騙(だま)せるし、すぐに忘れると思っている。これまでもこれからも。つまり国民は完全に馬鹿にされている」と指摘した。その上で、「そこに国民が気づけるかどうかにかかっている」と呼びかけた。

 河井夫妻の秘書2人が公選法違反(買収)の罪で起訴された事件で、克行氏と案里氏が広島県議と広島市議の少なくとも計12人に1人あたり10万~50万円台の現金を持参していたことが判明。いずれも、案里氏が初当選した参院選で票の取りまとめを頼む趣旨だった疑いがあり、広島地検が任意聴取している。この参院選では、自民党本部が1億5千万円を河井夫妻に支出したことも分かっている。

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