WOWOW 京都でドラマ撮影中に火災発生、2人が救急搬送、山林2・7ha延焼

 WOWOWは22日、21日午後1時ごろ、京都府亀岡市の山林でドラマ撮影中に火災が発生したことを報告した。山林の火災範囲は約2・7ヘクタール。制作スタッフ2人が救急搬送されたが、軽傷。初期消火時に指に軽いやけどを負ったスタッフは軽傷、煙を吸い込んで喉に違和感を訴えたスタッフは異常なしと診断された。

 ドラマ「薄桜鬼(仮題)」を山林で撮影中、撮影用の足場であるイントレを移動する際に、演出のスモークを出すために使用していた炭火ストーブにイントレが接触し、炭火ストーブが転倒。ストーブから散乱した火のついた炭が近くの枯れススキに引火し、延焼した。

 午後1時4分に消防に通報、同1時20分ごろに消防隊が到着し、消火活動にあたり、同5時50分ごろ、鎮火が確認された。

 WOWOWは、同ドラマの制作を一時中止することを発表した上で、「今後二度とこのようなことがないよう、再発防止対応をいたします」とコメントを発表している。

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