N国・立花党首が参院議員辞職&参院埼玉補選出馬を発表「迷うなら自分が出るべき」

 NHKから国民を守る党(N国)の立花孝志党首(52)が8日、東京・参議院議員会館で緊急記者会見を開催。現職の参議院議員を辞職し、10日に告示される参院埼玉県選挙区補欠選挙(27日投開票)に出馬することを発表した。立花氏は7月の参院選に比例区で出馬し、初当選したばかりだった。「迷うぐらいなら、自分が出るべきでは、と思いました」と決意の理由を語った。

 「(当選から)たった70日そこいらで、この議席をほっぽり(放り)出して」いいのか、という思いもあったことも明かした。また、「(N国の)党首は引き続き、私が務めさせていただく」と説明した。

 立花氏はN国として、2017年10月の衆院選で落選した元自民党衆院議員の豊田真由子氏(44)、元プロ野球選手で、8月の埼玉県知事選で落選した青島健太氏(61)、森友学園の元理事長・籠池泰典氏の長男・籠池佳茂氏(38)に出馬を打診。だが、いずれも擁立には至らず、自ら出馬することを決定した。

 立花氏は同日の会見に先立ち、動画サイト「YouTube」で議員辞職の意向を表明。「必ず戻ってきます。アイル・ビー・バック」と米映画「ターミネーター」でのアーノルド・シュワルツネッガーの決めぜりふで締めくくった。

 立花氏は当選後の9月に東京・中央区議の二瓶文徳氏(25)から警視庁脅迫の被害届を提出され、有罪が確定したら議員を辞職する考えを表明。今月2日に書類送検された。また、同じく9月にはYouTube上で、世界の人口増に関連して「虐殺」を容認するような発言をアップするなど、物議を醸していた。

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