天海祐希 20年後のサザエでございま~す カツオはシェフ ワカメはデザイナーに

 フジテレビ系の人気長寿アニメ「サザエさん」が10月で放送50周年を迎えることを記念したスペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」(11月24日 後20・00)が、女優・天海祐希(52)主演で放送されることが30日、分かった。9月上演の舞台「サザエさん」で10年後の磯野家をテーマとしているが、20年後の姿が描かれるのは初。年月を重ね、すれ違いが生じた一家の仲を修復させようと、天海演じるサザエが奔走する。マスオ役に俳優・西島秀俊(48)、ワカメ役に松岡茉優(24)ら、豪華キャストで送る。

 “本邦初公開”となる「20年後のサザエさん」を、天海が熱演する。これまで数々のヒット作で主演を務め、弁護士、刑事などカリスマ性あふれる主人公を演じてきたが、今度は究極の“国民的ヒロイン”を演じ抜く。

 アニメから20年後の世界で、サザエは44歳に。31歳のカツオ(濱田岳=31)は洋食店でシェフとなるが、経営難の危機に直面中。アパレル関係のデザイナーになった29歳のワカメ(松岡)は、なかなか自分のデザインが採用されず悩む。23歳に成長したタラオ(成田凌=25)は、就職活動中だが面接で玉砕続きだ。

 常に笑いの絶えなかった磯野家だったが、子どもたちはそれぞれに悩みを抱え、定年退職した波平(伊武雅刀=70)とフネ(市毛良枝=68)ら大人たちは、それを見守ることしかできない。すれ違う一家を救おうと、サザエが町内の盆踊り大会に久々に家族全員で行こうと計画し、奔走する。

 天海は「国民的な漫画のキャラクターなので、プレッシャーがハンパないです」と言いながらも「何よりもこんなチャンスはないので!サザエさんですよ!すごくうれしい」と心を躍らせている。役作りも入念に取り組み、アニメ版でサザエ役の声優・加藤みどり(79)に会い、心構えを伝授された。そしてトレードマークのサザエさんのヘアスタイルについては、「ヘアメイク、監督、スタッフの方とすごく考えました。賛否両論あるかと思いますが、私が考えるサザエさんはこのようになりました。ぜひ楽しんでいただけたら」と期待感をあおった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス