元衆院議員の宮崎謙介、金子恵美夫妻が１０日放送のＭＢＳ「せやねん！」に出演し、フリーアナウンサー・滝川クリステルと８日に結婚した小泉進次郎衆院議員について「正直な話、総理への道は遠のきましたね」と鋭く分析した。

　小泉議員と自身がどちらがカッコイイかを問われ「合コンしたら僕、負けませんよ！」と冗談で返していた宮崎氏だったが、小泉議員の結婚が今後に及ぼす影響について真剣な表情で「総理を選ぶのは、永田町の国会議員なんですよ。あの中で、２人を表向きでは祝福していますけど、心の中では面白くないと思っている人がいっぱいいるはず」と話した。金子氏も「嫉妬、ねたみをどうやって超えていくかというところ。永田町の力学はまた違うものがある」と政治家の思惑が渦巻いていることを示唆した。

　ビッグカップルの結婚式・披露宴も気になるところだが、宮崎氏は自分たちの披露宴について「回数を多くやった。われわれは合わせて６回です」と明かした。その内訳は、まず宮崎氏の地元選挙区・京都で１回。金子氏の地元・新潟では、選挙区が広いため２回。その後も政治家向け、親族向けなど計６回になったという。

　宮崎氏は「国会議員は公人なので、結婚したことを披露しないといけない。自分たちのやりたい形式はほとんど通っていない。報告会でした」と振り返った。披露宴はやはり豪華なもので、主賓は安倍晋三首相ら要人が勢ぞろい。ご祝儀は「５万円くらいが一番多く、最高額は１００万円だった」（宮崎氏）という。

　「自分で言うのもなんですが、完璧でした」と、政治家としての結婚式を振り返った宮崎氏だったが、すかさず金子氏が「でもその後、ドカーンと…」と、１６年２月に宮崎氏が不倫を報じられ、議員辞職に至ったことを引き合いに出してちゃかしていた。