安倍首相の昭恵夫人「すごく戸惑う」 森友学園問題で注目集め
安倍晋三首相(62)の昭恵夫人(54)は7日、都内で開かれた対談イベントに出席し、首相夫人として講演など外部で活動する機会が多いことに関し「私個人で仕事ができるわけではない。こんなに注目を集め、すごく戸惑っている」と心境を語った。国有地払い下げ問題が浮上した学校法人「森友学園」(大阪市)が開設を目指す小学校の名誉校長にも一時就任していたが、直接言及することはなかった。
首相夫人の「仕事」に関し「時代の流れで一つの役割だと感じる。首相夫人になり、活動の幅が広がった」と述べた。首相が自宅で部屋の片付けや皿洗いを手伝うことがあるとも明かし「国会で野党から攻められて厳しい中、整理整頓をすると何となく気持ちをリセットできるようだ」と紹介した。
また、政府はこの日の閣議で、昭恵夫人による活動に関し「首相夫人」という官職や職名は存在せず、肩書としての使用に規定はないとする答弁書を決定した。「森友学園」が運営する幼稚園で、昭恵夫人が2015年9月5日だけでなく14年12月6日にも講演し、政府職員が同行していたとも明らかにした。
答弁書は、講演について「私的行為」との見解を示し、いずれも公用車は使っていないと説明。昭恵夫人に対しては、首相の「公務の遂行を補助」するため、政府が職員5人態勢で支援しているとした。首相夫人を支援する職員は、第1次安倍政権の06年から旧民主党政権時代を含む現在まで、福田政権の期間を除いて置かれているとした。民進党の辻元清美衆院議員の質問主意書に答えた。
