慎太郎元都知事、小池都知事訴える?豊洲移転「不作為」で法的措置を示唆
元東京都知事の石原慎太郎氏は7日、豊洲市場(江東区)の移転問題に関して3日に開いた会見の内容を一部訂正、補足する文書を公表した。その中で「私1人に限っての責任問題は存在せず、小池(百合子)知事こそ移転させない不作為について責任がある」と改めて批判し、法的措置を取る可能性を示唆。
「専門家の話から豊洲市場は安全だと思っているし、行政も議会も移転を決定したのだから、一日も早く移転すべきだ。このまま無策を続けるのであれば、法的手続きも検討せざるを得ず、弁護士に準備をしてもらっている」と強調した。石原氏は都議会の調査特別委員会(百条委員会)が20日に行う証人喚問に出頭予定という。
石原氏は文書の中で、用地の地権者だった東京ガスに対し、瑕疵(かし)担保責任の放棄を認めたことは「東京ガスは売買契約時までに、法令に従って必要な土壌汚染対策を実施済みだった。それ以上の安心のための対策費を都が相当負担したが、これは東京ガスに要求できる費用ではない」と適正だったと主張。一方、3日に元都幹部の前川燿男練馬区長を用地買収の交渉役だったと名指ししたことについては「誤りだった」と訂正した。
