紅白視聴率40・2% 前年から上昇し40%台回復

 昨年大みそかに放送された、第67回NHK紅白歌合戦の平均視聴率が、第2部で40・2%を記録したことが2日、分かった。前年は1962年の調査開始以来ワーストとなる39・2%(第2部)まで降下したが、40%台を回復した。第1部の平均は35・1%だった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 第67回紅白は、司会を白組は嵐・相葉雅紀、紅組は有村架純が担当。宇多田ヒカルや、KinKi Kidsの初出場などで注目を集める一方、過去通算23回出場を誇るも、同日限りで解散したSMAPは出場辞退。通算39回出場の和田アキ子ら、常連の多くが出場を逃した。

 今回はAKB48グループが紅白と連動し、出場48人を視聴者投票で決める企画を実施。番組内で投票総数1位がNMB48・山本彩だったことが発表された。また、スペシャルゲストのタモリとマツコ・デラックスが1時間置きに、NHKホールの各所で寸劇を行って楽しませた。

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