根津甚八さん死去 目、腰、うつで闘病…10年に俳優引退

 亡くなった根津甚八さん
“最初で最後”の俳優復帰を果たした根津甚八
前作で熱演する根津甚八(左)と佐藤浩市(C)1995 松竹株式会社
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 2010年に俳優を引退した根津甚八さんが29日、亡くなったことがわかった。69歳だった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。根津さんの晩年は、ケガや病気との闘いの連続だった。

 根津さんは引退に際し、「役者という自分の肉体を使って表現することをやるつもりはない(中略)これからもまっすぐ前を見て、自分のできることを精いっぱいしていきたい」などとパソコンで書いた手紙をメディアに発表していた。

 2001年に右目下直筋肥大という病気を患った。右目の下まぶたが垂れ下がり、物が二重に見える「複視」という症状が出て、日常生活が不自由となったため、下まぶたを整形する手術を受けた。しかし、左右の顔のバランスが変わってしまい、耳の軟骨を右目の下まぶたに注入。今度は目の周りが垂れ下がってくるなどしたため、手術…と目の整形手術を繰り返した。しかし、顔が元通りになることはなく、根津さんは落ち込んだという。

 05年に持病だったヘルニアの手術もし、後遺症で杖で生活するようになったことなどから、うつ病を患った。復帰を目指して治療をしていたが、万全の状態で仕事をするのが困難となり、引退を決意していた。

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