桂文枝が50周年落語会開催へ パントマイム入れた「愛宕山」初おろし

50周年記念落語会をPRした桂文枝=大阪市内
50周年記念落語会をPRした桂文枝=大阪市内
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 1日に芸能生活50周年を迎えた落語家・桂文枝(73)が来春、記念落語会「桂文枝半世紀落語会 三枝から文枝への軌跡」(2017年3月4日、なんばグランド花月)を開催することになり2日、大阪市内で会見した。

 先代の五代目文枝に習って以来、初おろしとなる古典落語「愛宕山」を、パントマイムを入れて披露するという。「自分なりにいろいろ構成してみた」と、現在はパントマイムの専門家に付いて猛練習中であることを明かした。

 同作は「五代目に入門して3~4年目くらいの頃に稽古を付けてもらった。しかし難しくて、今まで落語会で披露していない」という、思い入れのあるもの。「師匠は歌やしぐさのきれいな人だったので、再現は難しいが、師匠への恩返しになるのかなと思う」と師匠との思い出を語った。

 他にも、芸能生活50周年をたどるように、三枝時代に作った創作落語「背なで老いてる唐獅子牡丹」、文枝として最新作の創作落語「大・大阪辞典」の計3席を披露する。

 ゲストには落語芸術協会会長の桂歌丸を迎える。「ぜひ年上の師匠からいろいろと教わりたい。今、習っておかないといけないことがある」と、50周年を迎えてもさらに意欲的な姿勢をみせた。

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