ASKA 未発表曲を番組で無断公開の井上公造氏に「ダメだって」

 覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで28日に逮捕されたASKA容疑者(58)が逮捕5時間前の午後4時ごろ、読売テレビ(日本テレビ系)「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜、後1・55~3・50)と電話した肉声音源が29日の同番組内で放送された。ASKA容疑者は14分間にわたり、司会の宮根誠司に、逮捕報道は「(事実)無根」などと主張した。

 ASKA容疑者と頻繁に連絡を取っていたという芸能レポーター、井上公造氏が28日の番組終了後、ASKA容疑者に電話し、本人がそのまま電話口に出たもので、逮捕から一夜明けた29日、番組で生電話の肉声がたっぷり放送された。

 電話の最後には井上氏が電話を代わったが、ASKA容疑者は「公造さん、曲を流しちゃダメだって」とまず注意。井上氏は「あれは逆に聞かせた方がいいかな、と思ったんですよ」と気まずい様子で答え、間髪入れずに「なんでこんなことになったのか、不思議なんだけど、全く心当たりはないんですね」と話題をすり変えた。

 ASKA容疑者が「ダメ」と言ったのは電話の直前にテレビでオンエアされた音源のこと。昨年12月に共通の知人を介してASKA容疑者と電話で話すようになり、盗聴被害の相談などをされたという井上氏が、「昨年12月22日に(ASKA容疑者から)送られてきた」という未発表楽曲をテレビで許可無く流したのだ。

 画面には「独占入手 ASKA元被告 “新曲”」とテロップが出ていた。

 井上氏は自分のスマホに保存していた音源を再生し、番組で公開。「『2020年東京オリンピック』というタイトルがついてます。(東京五輪の)テーマ曲です」と説明した。

 まだ歌詞が入っていないデモ音源を聴きながら、宮根が「幻想的」、井上氏も「きれいなメロディーですね」などと解説した。

 しかし、楽曲には著作権が存在する。ネット上では、ASKA容疑者の「ダメだって」の肉声を聴いて、改めて、私的に入手した未発表曲を作者に無断で流した井上氏と番組に対する疑問の声が上がっている。

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