“草刈昌幸”と大阪城で「真田丸」大型PV開催…赤服で集合命令
NHKが大河ドラマ「真田丸」で大人気となった主人公の父・真田昌幸を演じた俳優・草刈正雄(64)が参加し、10月9日に大阪市の大阪城西の丸庭園に大型モニターを設置して同日放送の「第40話 幸村」を鑑賞するパブリックビューイング(PV)を行うことを発表した。主催する大阪放送局が6日に開いた定例局長会見で詳細を明らかにした。
当日は真田信繁(幸村/堺雅人)軍の赤備え甲冑にちなんで、ファンに「赤」の衣服などをまとって参加するよう呼びかけている。
9日放送の「幸村」では紀州で流刑の身にあった真田信繁が、大坂の陣を前に紀州を脱出し、大坂城に入城する。
同局によると、午後5時から草刈らのトークイベントを行い、午後6時からBSプレミアムで放送される番組を300インチの大型モニターで上演する。
PV参加者は西の丸庭園の入場料が無料となる。広大な敷地で行われるPVに関して、同局は「3000人が集まれば大成功と考えています」としている。
NHK大河ドラマでここまで大がかりなPVが行われるのは異例。物語のMVPと評された草刈扮する真田昌幸は、9月25日放送の「第38話 昌幸」で、惜しまれながら最期を迎えたが、物語のクライマックスとなる放送回のPVで“主演”として登場することに。
同局は、もともと信繁が入城したとされる10月10日に近い時期を目指してイベントを計画。9日は「大河ドラマ『真田丸』いざ!大坂の陣!! WE LOVE SANADA」と銘打ち、午前中には大阪市内の真田信繁ゆかりの地を巡る企画もすでに発表されている。
9日午後には、大阪城内で豊臣秀次を演じた俳優・新納慎也のトークイベントも行われ、夕方のPVには草刈のほか、小山田茂誠役の高木渉、矢沢三十郎役の迫田孝也、河原綱家役の大野泰広の、ドラマで人気を博したキャストが出演する。