「真田丸」豊臣秀次役俳優 宝塚のポスターに画びょう刺した過去

 NHK大河ドラマ「真田丸」で豊臣秀次を演じた俳優の新納慎也=にいろ・しんや=(41)が5日、都内で行われたコンサート「I Love Musical」(12月17~18日、東京グローブ座)の製作発表会見に登場し、大のミュージカル嫌いだったという過去を告白した。

 このコンサートは「ミュージカルを愛する豪華キャストによるスペシャルコンサート」と銘打っているが、新納はあろうことか「昔からミュージカルは大嫌いだった」と告白。さらに「大学では演劇科に入っていたんですけど、その隣にミュージカル科があって気持ち悪いと思っていた。神戸の阪急沿線に住んでいたんですが、宝塚のポスターの鼻の穴に画びょうを刺したこともあります」と続々と仰天コメントをはき出した。

 共演する宝塚OGの貴城けい(42)から「ひど~い!」と声も飛んだが、新納は「何の因果か『ミュージカルに出ないか?』と声がかかった。もう出ない、もうやめると思いながらやってきたら『レント』という作品がものすごくカッコよく見えた。こういう作品があるなら続けてもいいようなと思うようになったんです」と打ち明けた。とはいえ、この作品への出演経験はなく新納は「40になったけど、いつか出てやる!」と決意表明した。

 新納は「最近の僕はチョンマゲ姿になったりしてミュージカルから遠ざかっているんですが、本来はこっちの方の人なので、そろそろ教えていかないと。このメンバーではギャラの問題で普通のミュージカルはできません。コンサートだからできるんです」とアピールしていた。

 新納は神戸市出身。16歳の時、スカウトがきっかけでモデルの仕事を始め、関西を中心に活動。俳優を志し、大阪芸術大学舞台芸術学科演劇コースに入学したが、2年生修了後、自主退学し、20歳で上京。1997年から2年間、NHK BS2「にこにこぷんがやってきた」に“うたのおにいさん”として出演した。

 持ち前の歌唱力とダンス力、180センチの長身と容姿を武器に、その後はミュージカルを中心に活動。2003年、芸名の「NIIRO」を本名の新納慎也に改める。「真田丸」で関白となるが、秀頼が誕生して失脚、高野山で切腹させられる秀次を好演した。きり(長澤まさみ)に思いを寄せる役どころも注目された。

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