東京都知事選への出馬騒動を起こした俳優・石田純一（６２）が２日、大阪市内でデイリースポーツなどの取材に応じ、今後の政界について「我々が出て行く必要がない日本になるのが一番」「前向きにいきましょう」と語った。

　石田は、３日に騒動後から出演を見合わせていた大阪・朝日放送（ＡＢＣ）の朝の情報番組「おはよう朝日です」に復帰するため、この日、大阪入り。名古屋付近での大雨のため新幹線が１時間以上遅れ、午後１１時に疲れ切った様子で、新大阪駅に到着した。

　騒動後の生活については「本を読んだり、のんびりしたり。あと、いろいろＣＭの方々にご挨拶に行ったりしていました」と明かした。

　騒動による違約金などは、多少発生したという。ただ都知事選が終わり「今はノーサイドになったので、皆が協力して前向きにいけばいい」と話した。

　今回の騒動の反省はあるかと聞かれると「もう少し、準備、その他、ありますね」と語った。