大泉洋 ベルギーの映画祭でグランプリ
俳優・大泉洋(43)主演の映画「アイアムアヒーロー」(23日公開)が10日(日本時間11日)、コンペ部門に出品されていたベルギーのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭でグランプリにあたるゴールデン・レイヴン賞を受賞した。
同映画祭は、世界三大ファンタスティック映画祭の1つで、すでに観客賞など2冠受賞していた残りの2つを合わせて“完全制覇”を達成。邦画で三大ファンタスティック映画祭をすべて受賞するのは、1992年に3つで審査員特別賞に輝いた「鉄男2」以来、24年ぶりの快挙となった。
ブリュッセルでは、ジョニー・デップ(52)の娘リリー・ローズ・デップ(16)の初主演作で、デップも出演する「Yoga Horses」などを押しのけての最高賞。午前4時に電話で受賞を知らされたという大泉は「アカデミー賞ではディカプリオに勝てなかったけど、今回ジョニー・デップの作品には勝てましたね(笑)」と喜びのコメントを寄せた。
この日夜には都内の特派員協会で佐藤信介監督(45)とともに会見。祝福され「初めて(本作を)見たとき、間違いなく世界に通用する作品だと思ったので、(賞を)とれると思っていた分、ハラハラして、とれると思ってとれたので、よりうれしかった」と笑顔だった。
