テレ朝社長、古舘降板に「圧力ない」

 テレビ朝日の定例会見が29日、都内で行われ、「報道ステーション」コメンテーターを降板したショーンKことショーン・マクアードル川上氏(48)の経歴詐称について、吉田慎一社長は「経歴に疑惑が持たれた人物を出演させていた。本当に申し訳ない」と謝罪した。

 吉田社長は「見抜けなかった。謙虚に反省しないといけない」と話し、昨年7月に設置したコメンテーター室に再発防止の指示を出したと説明。川上氏からは「経歴などについて不適切だった」と謝罪があったという。

 また、「報ステ」メーンキャスターを12年間務め、31日で降板する古舘伊知郎キャスター(61)について、早河洋会長は「どこからかの圧力や政権から(の圧力)というのは全く関係ない。萎縮や圧力を受けての交代ではない」と強調した。

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