倉本聰氏 変わった日本「僕らの責任」

 ドラマ「北の国から」などで知られる、脚本家の倉本聰氏(80)が作・演出を担当した舞台「屋根」(5日初日)の公開舞台稽古が4日、上演先の東京・新国立劇場中劇場で行われた。

 北海道の開拓者家族を通じて、加速する消費社会、物質社会への警鐘を鳴らす作品。倉本氏は「日本が変わってしまったのは、僕ら自身の責任が大きい。選挙で国会議員を選んだのも我々の責任でしょう」と厳しい表情で話した。

 さらに「2014年12月14日というのは、非常に大事な日だと思っている」と、安倍政権が圧勝した衆議院総選挙について言及。「アベノミクスで“景気選挙”みたいに言われたんだけど、あの裏に安保法制や何か、全部隠れてましたね。気がついたときには遅かった」と話した。

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