「北の国から」の中村敏夫さん死去

死去した中村敏夫氏
フジテレビ「北の国から」のワンシーン
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 国民的ドラマ「北の国から」「オレゴンから愛」などを手がけたフジテレビの名物プロデューサーで現・株式会社フジクリエイティブコーポレーション顧問の中村敏夫(なかむら・としお)さんが26日午前0時32分、都内の病院で急性肺炎のため亡くなった。77歳。

 人間や自然と真摯に向き合い、多くの良質で骨太なドラマを生み出してきた。穏やかな人柄、誠実な仕事ぶりで、脚本家・倉本聰の信頼も厚かった。05年に放送された寺尾聰主演のドラマ「優しい時間」では製作総指揮を担当し、ロケ地の北海道・富良野にたびたび足を運んでいた。

 中村さんは1960年3月に立教大学文学部を卒業。松竹に入社し、フジプロダクションを経て80年にフジテレビに入社。プロデューサーなどの職を経て取締役を務め、2001年に同局を退社した。

 通夜は5月31日午後6時から、告別式は午前10時から、東京都文京区大塚5-40-1の護国寺 桂昌殿。喪主は妻・三智子さん。

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