日本政府が格闘家・ヒョードル顕彰へ

 日本政府が、日本とロシアの友好関係発展に貢献したとして、格闘家のエメリヤーエンコ・ヒョードル(39)=ロシア=の功績をたたえる意向であることが23日、分かった。31日の格闘技イベント「RIZIN」で現役復帰するヒョードルは、柔道家で知られるプーチン大統領とも近く、難航する大統領の訪日実現に環境整備を図る狙いがあるという。

 表彰などではなく、元プロレスラーの馳浩文科相が、RIZINが開催されるさいたまスーパーアリーナへ激励に訪れ、記念品を渡す方向で調整を進めている。首相官邸側も了解しているという。

 ヒョードルは「PRIDE」などで活躍して世界最強と称され、12年の引退後はロシアスポーツ省の特別補佐官に就任。大みそかのシング・心・ジャディブ戦で3年半ぶりに復帰する。外務省によると、「日露武道交流年」だった14年、ヒョードルは日本での交流イベントに参加したほか、モスクワで開かれた演武会をプーチン大統領や自民党の高村正彦副総裁らと観覧した。

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